モリサワのWebサイトより

モリサワは、DNP文化振興財団主催のdddギャラリー第179回企画展「秀英体100」に協力し、作品等の展示、特別講演会をモリサワ本社ビルで開催すると発表した。

「秀英体100」は、明治45年(1912年)に誕生し、現代まで使用されている大日本印刷のオリジナル書体である「秀英体」生誕100年目のを記念した展覧会。

展示は、築地体とならび、「明朝活字の二大潮流」として、その後の和文書体に大きな影響を与えてきた「秀英体」の魅力を伝える24名+1組のグラフィックデザイナーによる「四季」をテーマに制作された新作ポスターとともに、活版印刷からデジタル活用まで、時代とともに大きく変化してきた「秀英体」の100年を、書籍、ポスター、広告など、さまざまな作品を通し、展望しようという内容となっている。

同社は、大日本印刷よりライセンス提供を受け秀英体を販売していることもあり、同展をdddギャラリーとモリサワ本社ビル1Fエントランスの2会場で開催。会期は3月22日より5月11日まで。

なお、会期中の4月22日には、杉浦康平氏による特別講演会がモリサワ本社ビル4F大会議室で開催される。講演会の参加にはdddギャラリーに電話にて申し込みが必要。参加費は無料。