パナソニックは、ブルーレイ3Dディスク再生に対応したHDD内蔵CATVデジタルセットトップボックス(CATV STB)3機種を発表した。3月よりCATV事業者向けに販売する。

CATV デジタルセットトップボックス「TZ-BDT910M」

同製品は、ブルーレイ3Dディスク再生や、3D映像の奥行き・飛び出しをコントロール出来る「3D奥行きコントローラー」を搭載。映像素材や好みに合わせて、より快適に3D映像を楽しむことが可能となっている。さらに2D映像を擬似的に3Dに変換して表示する「2D→3D変換」機能を搭載。通常の2Dでのテレビ放送を録画した番組や、ブルーレイ・DVDソフトを3D映像として再生して楽しむこともできる。

長時間録画を実現する新規格「BDXL」や、第6世代のMPEG-4 AVC/H.264エンコーダー「新アドバンスドAVCエンコーダー」を搭載し、「フルハイビジョンW15倍録画」を実現。これによりフルハイビジョンで2番組同時に長時間録画が可能になり、3層式(100GB)のブルーレイディスク1枚に最長約130時間記録できる。500GBのHDDを内蔵しており、約675時間のフルハイビジョン録画が可能。

DLNAサーバー、クライアント機能に対応しており、本機に録画した番組を、別室のDLNA対応のテレビやパソコンで再生したり、別の部屋のDLNA対応録画機に録画した番組を、本機で再生することができる。また無線LANにも対応している。

従来品比、体積約24%削減の省スペースデザイン、質量約20%削減の軽量化、動作時消費電力約21%削減、待機消費電力0.1Wの省電力を実現するなどの、エコ設計を追求し、地球環境に配慮した製品となっている。

導入キャンペーンとして、初回出荷から2011年6月出荷分まで「AVATAR(アバター)」ブルーレイ3Dソフト(未発売)が無償で同梱される。

3製品がCATV事業者向けに販売される

ホームネットワークと録画機能を強化

ブルーレイ3Dディスク再生や次世代放送方式にも対応

3D奥行きコントローラーを搭載

ネットワーク機能も強化された

3Dテレビ連携、H.264/256QAMにも対応

End to Endソリューションを提案