NTTデータは1月27日、総合クラウドサービス「BizXaaS」マイグレーションサービスに「COBOLクラウド」メニューを追加し、サービスを開始した。同メニューは、クラウド環境を活用してメインフレーム上のIT資産をオープン系システムへ移行するもの。

通常、メインフレームシステム上のIT資産を移行するには既存プログラムの大幅な修正やレガシー機能に相当する開発が必要で、これに伴う開発費用や移行期間、移行リスクが課題となっている。これに対し、同メニューではオープン系基盤ソリューション「PORTOMICS」をBizXaaSで提供するクラウド環境上にPaaSとして提供することで、業務プログラムの移行だけでメインフレームシステムのマイグレーションを実現する。

従来手法とCOBOLクラウドを用いたダウンサイジングの仕組みの違い

今後は適用先システムの導入に合わせて、アプリケーションの運用保守を代行するサービス「AMOサービス」も提供する予定。