コニカミノルタビジネステクノロジーズは、デジタル複合機「bizhub」シリーズの新製品として、A3対応のモノクロ複合機「bizhub 602」「bizhub 502」の2機種を、2月中旬に発売すると発表した。標準価格は、プリント速度が毎分60枚の「bizhub 602」が2,455,000円(税別)、毎分50枚の「bizhub 502」が2,135,000円(税別)。なお、標準搬入設置料金として、別途45,000円(税別)が必要。

「bizhub 602」/「bizhub 502」

「bizhub 602/502」は、モノクロ複合機ながら、カラースキャナ、カラーインターネットFAX機能を搭載し、カラー原稿の電子化に対応。ADFも標準装備し、両面コピーに対応する。

定着部にはIH(Induction Heating)技術を採用した定着機構を搭載し、定着ローラー全体ではなく表面だけを発熱させることで、消費電力を抑えている。また、低温で定着する同社独自開発のデジタルトナー「HD with Biomass」により、省エネルギー化を図っているほか、同社として初めて、独自技術の「新ポリマーアロイ再生PET」と植物由来のバイオプラスチックの環境対応樹脂を使用し、環境負荷を低減している。 新ポリマーアロイ再生PETは、従来技術ではブレンドが困難であった耐熱性の高いポリマーをPET廃材へ均一に混合させて、ガラス繊維などの無機フィラーを使うことなく、強度と難燃性および射出成形性を備えた新しい環境素材だという。

以下共通で、読取り解像度は600dpi×600dpi、書き込み解像度は1,800dpi相当×600dpi、給紙容量は本体トレイ4段(ユニバーサルトレイ550枚×2段+下段左1,650枚+下段右1,100枚)とマルチ手差し165枚。外形寸法はW650×D879×H1,155mm、重量は約206Kg。