セイコーアイ・インフォテック(SIIT)は、A0対応の大判プリンタの新機種として、「Teriostar LP-1030シリーズ」と「同 LP-2030シリーズ」の2シリーズ4機種を24日より発売すると発表した。価格は1,800,000円(税別)より。出荷開始は2月下旬の予定。

それぞれ、図面のコピー、電子化、出力の機能を一台に集約したマルチファンクションモデル「LP-1030-MF」、「LP-2030-MF」と、プリンタ専用モデル「LP-1030」、「LP-2030」がある。プリンタ専用モデルは、幅1,200mm×奥行き520mm、マルチファンクションモデルは、幅1,200mm×奥行き605mmで、同社では、世界最小の設置面積としている。また、どちらも8.5インチ大型カラータッチパネルを搭載する。

マルチファンクションモデル「LP-1030-MF」(左)とプリンタ専用モデル「LP-1030」(右)

LP-1030シリーズは、A0サイズ3.4枚/分、A1(ヨコ)サイズ6.2枚/分で、製造業、建設業など幅広いユーザーを対象とした普及型モデル。一方、LP-2030シリーズは、A0サイズ5枚/分、A1(ヨコ)サイズ 9枚/分のプリントエンジンを搭載し、3本までのロール給紙(LP-1030シリーズは2本ロール)に対応する大量出力を求めるユーザー向けの機種。両シリーズともA0~A2までの大判図面を受ける専用スタッカー(オプション)と、A3やA4など小さなサイズの図面を上段トレイ(オプション)に排出する機構を採用する。 また、両シリーズともマルチファンクションモデルには、最速240mm/秒の読み取り(モノクロ300dpi、カラー150dpi時)が可能なスキャナを搭載し、古い原稿や傷んだ原稿の読み取り用に、60mm/秒の原稿保護モードも用意。

価格は、LP-1030シリーズのプリンタ単体モデル「LP-1030」が1,800,000円(税別)、マルチファンクションモデル「LP-1030-MF」が2,100,000円(税別)、LP-2030シリーズのプリンタ単体モデル「LP-2030」が2,400,000円(税別)、マルチファンクションモデルの「LP-2030-MF」が2,700,000円(税別)。

以下共通で、プリンタ解像度は600dpi、インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T、メモリは2GB、HDDは320GB。