クウジットは1月12日、東京国立博物館の来場者に対し、スマートフォンを介して情報を提供する博物館ガイド「とーはくナビ」を開発したことを発表した。

「とーはくナビ」の画面イメージ

「とーはくナビ」は、無線LANによって来館者の位置情報を把握し、関連する情報を提供する自動再生型ナビゲーションガイド。

来館者は東京国立博物館で無償貸与されるスマートフォンを持ってあらかじめ設定されたコースを歩くだけで、建物や展示室などの概要説明、お勧めの作品に関する音声や写真、動画などによるコンテンツを入手することができるという。

ガイドによる情報提供対象となるコースは「建物めぐりコース(30分)」「日本美術入門コース(30分)」「日本美術の流れコース(45分)」「日本美術じっくりコース(90分」「リニューアルエリア体験コース(45分)」「法隆寺宝物館鑑賞コース(30分)」の6つが用意されている。

同サービスの提供期間は2011年1月18日~3月31日。利用できるスマートフォンは無償貸与されるXperia(SO-01B)のみ(20台程度が用意される)であり、手持ちのスマートフォンを利用することはできない。

東京国立博物館のWebサイト