東京証券取引所は28日、老舗編み機メーカーのシルバー精工の株式(コード : 6453、市場区分 : 市場第一部)について、上場廃止を決定し、整理銘柄に指定することにしたと発表した。

整理銘柄指定期間は、2010年12月28日から2011年1月28日まで。上場廃止日は、2011年1月29日の予定。

理由について東証は、シルバー精工株式会社が発行した手形が不渡りとなり、銀行取引が停止されたためとしている。

なお、東証は同社株式について、開示注意銘柄に指定していたが、同社から上場廃止の原因となる情報に関する開示がなされたことから、2010年12月28日付けで当該指定を解除する。