デアゴスティーニ・ジャパンは毎号付属するパーツを組み立てることで、2足歩行ロボットを作ることができるパートワーク「週刊 ロボゼロ」を2011年2月8日より毎週火曜日に販売することを発表した。

創刊号の表紙

同シリーズは全70号で、創刊号が790円、2号以降が1990円で、コントロールボード付属号のみ4990円となる予定。付属してくるパーツでくみ上げられる2足歩行ロボット「ROBO XERO(ロボゼロ)」は、ホビーロボットマンガの第一人者として知られる漫画家の神矢みのる氏のデザインを用い姫路ソフトワークスが2009年に発売した「JO-ZERO」をベースとしたもので、基本構成は同じだが、胸のマークが「J」から「X」へと変更されているほか、JO-ZEROの自由度20軸から24軸へと拡張され、JO-ZEROではオプション扱いで提供されている5本指のハンドユニットが標準で付属してくる。

ROBO XEROはさまざまな動きが可能。5本指のロボットハンドを用いれば筆を持つことも可能

また、誌面としては、写真によるパーツの組み立て指南のほか、ROBO XEROの製作者で、姫路ソフトワークスの社長である中村素弘氏の監修による、初心者のためのロボット講座として各種ハードウェアの仕組みやセンサの働き、運動メカニズム、ロボット設計のヒントなどが紹介されるという。

さらに、ROBO XERO用のサンプルモーションデータを収めたCD-ROMが提供されるほか、ROBO XEROを支えるための専用スタンドなども提供される予定。

ROBO XERO専用スタンドを用いることで、ディスプレイなども簡単に行うことができるようになるとしている

なお、創刊号から70号まで各号に付いている応募券を集めることで、全号購入特典としてROBO XERO専用のアルミ製キャリーBOXを貰うことができる。

全号購入特典のROBO XERO専用キャリーケース