NECは、「UNIVERGE IP8800/Sシリーズ」のボックス型スイッチとしては初めて、複数の異なるネットワークを仮想的に1台の装置に収容できる「ネットワーク・パーティション機能」を搭載したギガビットマルチレイヤスイッチ3モデルを発表した。価格は1,900,000円(税別)から。

「UNIVERGE IP8800/S3650-20S6XW」

ネットワーク・パーティション機能は、部門や業務ごとに分けて構築されているネットワークを、仮想的に1台のスイッチに収容可能とする機能。これにより、部門や業務ごとにスイッチを用意する必要がなくなる。また、ホットスワップに対応し、ネットワークを停止せずに電源の交換ができる。

筐体は1Uサイズで、10/100/1000BASE-T×24ポートと10GBASE-R(SFP+)×6ポートを搭載する「UNIVERGE IP8800/S3650-24T6XW」が1,900,000円(税別)、10/100/1000BASE-T×4ポート、1000BASE-X×20ポート、10GBASE-R(SFP+)×6ポートを搭載する「UNIVERGE IP8800/S3650-20S6XW」が2,960,000円(税別)、10/100/1000BASE-T×48ポート、10GBASE-R(SFP+)×4ポートを搭載する「UNIVERGE IP8800/S3650-48T4XW」が2,910,000円(税別)となっている。いずれも2011年3月1日から出荷が開始される予定。