JR東日本仙台支社は24日、「湯けむりこがね号 ラストラン 日帰りの旅」を開催する。現在、仙台 - 気仙沼間を運行するジョイフルトレイン「こがね」が26日に引退するため、24日に限り、かつて運行した陸羽東線を復活運転するという。

ジョイフルトレイン「こがね」キハ29形+キハ59形

「こがね」は2003年に「欧風気動車グラシア」を再改造した車両。キハ28形とキハ58を改造した「キハ59形510+キハ29形506+キハ59形511」の3両編成で、外観は金色+アイボリー+オレンジに変更された。客室には展望室やリクライニングシートを配置し、豪華さを演出しているとのこと。2004年から2008年までは快速「湯けむりこがね」として陸羽東線で運行された。また、2007年から現在まで、仙台 - 気仙沼間で「こがねふかひれ号」として運行されているという。

同ツアーはひとりでも参加可能な日帰り団体ツアーで、旅行代金はおとな1名7,000円(こども6,000円)。日程は仙台駅09:13発 - 鳴子温泉駅11:23着。フリータイムの後、鳴子温泉駅13:35発 - 仙台駅15:45着。なお、鳴子温泉駅では「湯けむりこがね」と現在運行中の「リゾートみのり」が10分程度、並んで停車するという。

参加者には昼食の弁当が付くほか「手書き乗車票」「原寸サイズのヘッドマークステッカー」「携帯用時刻札」「携帯電話用オリジナルストラップ(グラシア・こがねエンブレム仕様)」がプレゼントされるとのこと。参加申し込みはJR東日本旅行センター「びゅうプラザ」、電話、インターネットで受付中。

(画像提供:JR東日本仙台支社)