タミヤは、1988年に発売された1/10電動ラジコンバギー『アバンテ4WD』を現代の技術で復刻。『アバンテ4WD(2011)』として2011年2月に発売する。予定価格は52,800円。

1980年代のラジコンブームの後半に登場し、今なお高い人気を誇る『アバンテ4WD』。タミヤが初めてレース専用としてリリースしたラジコンバギーだ。当時の先進技術の塊であったメカニズムと洗練された近未来的なシルエットは、タミヤの数あるラジコンのなかでもひとつの頂点ともいえるマシンだった。その伝説の走りが来年、よみがえる。

1980年代のラジコンブーム時にセンセーションを巻き起こしたレーシングバギー。なお、画像は1988年当時の製品だ

2001年以来、10年ぶりの復刻となる『アバンテ4WD(2011)』は、デザインはほぼそのままながら内部構造は現代の技術によって改良が施された。シャーシはFRPからカーボンにスペックアップ。フロントまわりの金属パーツはダイキャストからジェラルミン削り出しに変更されるほか、ホイルナットやダンパーステーなども、マテリアルの変更により各部の強度が高められている。もちろん、バッテリーやコントローラーなども最新のものに対応しており、スタンダードなタミヤ製RCシステムが利用可能だ。

なお、パッケージはデザイン、サイズともにオリジナルを踏襲する予定とのこと。部品が格納されるブリスターパックもオリジナル同様に再現される予定だ。