「ShadowProtect4 Server」

アズジェントは、イメージバックアップソフト「ShadowProtect」において、大容量システムへの障害復旧機能や仮想環境との連携機能を強化した最新バージョン「ShadowProtect4」の発売を22日より開始すると発表した。価格はPC用が8,900円(税別)、サーバ用が98,000円(税別)。

新機能として、システム移行時のリカバリタイムを削減する「HeadStart Restore (HSR)」のほか、取得済みバックアップイメージを仮想ディスク形式(.VHD .VMDK)に自動変換する「ImegeManager Enterprise」、取得したバックアップイメージをローカルやネットワーク上の他のドライブ、またはクラウド上のストレージに対し自動でレプリケーション(複製)する「Remote Replication」、バックアップイメージをワンステップで仮想マシンとして起動する「VirtualBoot」を搭載する。

「HeadStart Restore (HSR)」では、既存システムを停止する事なくバックアップイメージの取得と移行先システムへの先行リカバリを実施。その後、システムを停止し、差分バックアップイメージの取得と移行先システムへの追加リカバリを実施する事によりシステム全体の移行を完了する。これにより、数分間のシステム停止のみでシステムの移行を実現できるという。

そのほか、ネットワーク上の他のサーバや PC に搭載された「ShadowProtedct4」のステータスを一目で確認できる「管理コンソール」、バックアップイメージや保存先ディスクの管理・監視機能「ImageManager」の機能強化が行われている。

法人向けライセンス価格は、サーババックアップ用のShadowProtect4 Serverが98,000円(税別)、PCバックアップ用のShadowProtect4 Desktopが8,900円(税別)、商用サービス用ShadowProtect4 IT Edition(年間ライセンス)が350,000円(税別)、ShadowProtect4 IT Edition(3カ月ライセンス)が135,000円(税別)となっている。