住商情報システムとティーガイアは12月14日、法人向けにNTTドコモのタブレットPC「GALAXY Tab」とスマートフォン「GALAXY S」のビジネス利用を促進するクラウドサービスを提供開始すると発表した。

Samsung製タブレットPC「GALAXY Tab」

Samsung製スマートフォン「GALAXY S」

同サービスは、煩雑な端末調達から、Google Appsの導入やGoogle Apps利用時のセキュリティを強化するクラウド統合認証サービス「SCS CLIP IAS」の提供まで一貫して提供する。

SCS CLIP IASは住商情報システムのSaaS 型認証基盤サービスで、クラウドサービスやWebシステムの認証を強化する。PKIと同等レベル以上の暗号鍵認証を実現しつつ、ユーザー側の操作は従来と変わらないID/パスワード入力方式で行う。

これまで、タブレットPCやスマートフォンを取り入れたクラウドサービスを導入する際、端末やサービスごとに調達依頼を行う方法が主流であり、相談窓口が異なるため端末・サービス導入までに時間を要するという問題があった。

携帯電話販売会社のティーガイアとGoogle Appsの大中規模企業向け販売パートナーである住商情報システムが連携することで、GALAXYおよびGoogleAppsを導入する際の窓口を一本化し、サービス提供までの期間を短縮する。