カルチュア・コンビニエンス・クラブとシャープは12月9日、かねてより公表されていた専用端末「GALAPAGOS」向けの電子ブックストアサービス「TSUTAYA GALAPAGOS」を12月10日より開始するとあらためて発表。これにあわせて国内の営業体制を強化し、トータルソリューションビジネスへの転換を目指す。

同サービスで用意されるコンテンツは新聞や雑誌、書籍など約2万4000冊となるが、2011年春には映像や音楽といったエンターテインメント系のコンテンツも拡充される見通し。

また、当面の対応端末はメディアタブレット「GALAPAGOS」のみとなるが、こちらも2011年の春にはシャープ製のスマートフォンにも対応する予定。

東京・秋葉原のヨドバシカメラ マルチメディアAkibaで実施された予約開始イベントの様子

シャープは同サービスの開始にあわせて国内の営業体制を強化することを発表。専任となる約500名の人員を傘下のシャープエレクトロニクスマーケティングに配置し、「GALAPAGOS統轄推進部」として12月10日よりスタートさせる。

同部隊の主な役割は「店頭でのメディアタブレット「GALAPAGOS」の機能・操作方法の説明」「店頭でのメディアタブレットとコンテンツ(新聞・雑誌・書籍など)の購入方法の説明」「店頭での購入後のセッティング方法の説明」「店頭・イベントの展示演出」などとされている。