NPO法人アフィリエイトマーケティング協会は12月17日、「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2010年」の結果を発表した。同調査は2005年から毎年実施されているもので、今回が5回目となる。

同調査では、アフィリエイトを始めて1年未満のユーザーの約70%が「月収1,000円未満」と回答したことがわかった一方で、経験年数が増えるにつれ報酬が高くなるといった傾向も判明している。

アフィリエイトの経験年数とアフィリエイト収入状況の関係 (資料: アフィリエイトマーケティング協会)

また、「アフィリエイト収入がない」属性のユーザーの平均利用ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)数は平均2.3社だが、「5,000円以上~1万円未満」の収入があるユーザーは同4.4社、「100万円以上」の属性では同6.9社となり、収入が多くなるほど利用ASP社数も増える傾向となっている。

アフィリエイトの収入状況と利用しているアフィリエイトASP数の関係 (資料: アフィリエイトマーケティング協会)

なお今回の調査では、最も満足度の高いASPが「A8.net」、次いで「リンクシェア」「楽天アフィリエイト」という結果となった。

「A8.net」が1位に選ばれた理由としては、「提携できる広告の多さ」(30%)、「管理画面の機能・使いやすさ」(29%)といった要素が大きな割合を占めている。

アフィリエイトASPの満足度ランキング (資料: アフィリエイトマーケティング協会)

今回の調査期間は2010年10月1日~10月15日。サンプル数は1,514となっている。