米GoogleのChromeチームは12月2日(現地時間)、Google Chrome 8の安定版をリリースしたことを発表した。同チームが運営するブログ「Google Chrome Release」において明かしている。

Google Chromeは、Googleが開発しているWebブラウザ。米Googleでは、Chrome 6以降の安定版を6週間おきに提供していくことを発表しており、今回もスケジュールどおりのリリースとなっている。

Chrome 8では、開発版に潜んでいた800以上のバグを修正し、安定性を大きく向上したほか、新たな機能として「(built in) PDF viewer」と呼ばれるものが追加されている。これは、Chromeのサンドボックスで保護されたセキュアなPDF実行環境で、一般的なWebブラウザのようにAdobe Readerなどをプラグインする形式ではなく、Chromeのネイティブな機能によってPDFを閲覧/印刷することができる。

PDF viewer

PDF viewerには、ズームイン/ズームアウトや、文書の表示幅をウィンドウサイズに合わせる機能などが用意されている。操作方法は、こちらのWebサイトにて確認できる。

PDF viewerのヘルプ