スカンジナビア航空(以下、SAS)は2010年7月15日~9月30日までの期間で、日本就航60周年を記念する「60周年記念ロゴデザイン」コンテストを実施。12月1日、応募された796作品の中から、デンマーク在住の桑野明子氏の作品がグランプリを受賞したと発表された。

グランプリを受賞した桑野明子氏(左)とロゴ。写真右から二番目はスカンジナビア航空アジア太平洋地区総支配人のオーレ・ヨハンソン氏

審査員を務めた、SAS ディレクター・マーケティング・インターナショナルのヨルゲン・ホルメ氏は、桑野氏の受賞理由について「日本、北欧、そしてSASをカラフルな色使いで見事に融合、表現している」と説明するとともに、特に気に入った点として「さまざまな色と大きさのドットは、見る人それぞれが自由に解釈できること」としていた。また、同氏はそれらのドットから「SASが就航する数々の個性豊かな北欧の都市、そして以前は55時間(東京-ストックホルム)を要した北欧への航路上のいくつもの経由地が思い浮かびました」と語っていた。

2位~10位に選ばれた作品

なお、桑野氏には賞品として、SASの東京-コペンハーゲン往復航空券がプレゼントされた。

スカンジナビア航空の歴史

グランプリ作品のドットは、「60年間にわたって日本と北欧の間で育まれてきたユニークでカラフルで温かな協力関係とも解釈できる」と話す、SAS ディレクター・マーケティング・インターナショナルのヨルゲン・ホルメ氏