マイクロソフトは11月18日、企業向けユニファイド コミュニケーション(UC)プラットフォーム「Microsoft Lync 日本語版」を、法人・企業向けに12月1日より提供開始すると発表した。11月18日から、Lyncの無償試行版を同社のWebサイトでダウンロード提供する。

同製品は、相手の状況を確認しながら、IMから電話やオンライン会議などに簡単に切り替えるなど、これまで複数のツールを用いていたコミュニケーションを一元的かつシームレスに行うことを実現する。

同製品は自社設置(オンプレミス)型のサーバ製品「Microsoft Lync Server 2010」、クライアント製品「Microsoft Lync 2010」、クラウド版「Microsoft Lync Online」、ブラウザ上で動作する「Microsoft Lync Web App」から構成される。

オンプレミス製品は12月1日より法人・企業向けに提供が始まり、クラウド版はOffice 365の一部として来年に提供される予定。

「Microsoft Lync 日本語版」のVoIP外線通話機能の画面