オリンパスイメージングは16日、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した標準3倍ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II」を12月4日に発売すると発表した。価格は3万5,000円。

「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II」。カラーはブラックとシルバーの2色

同製品は、35mm判換算で28-84mm相当の焦点域をカバーする標準3倍ズームレンズ。従来モデル「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」よりも小型で軽量となっており、重さは約25%の112gを実現した。

また、軽量かつ少ないレンズ枚数でピント合わせを実現する光学設計技術「MSC(Movie&Still Compatible)」機構が搭載され、オートフォーカスの高速化と静音化も実現。このオートフォーカス動作により、静止画だけでなく動画でも快適な撮影を楽しめるとのこと。また、フォーカシング動作による像倍率の変動を極力小さく抑えた設計のため、動画撮影中もナチュラルなオートフォーカス撮影が可能。

同社「OLYMPUS PEN」シリーズと組み合わせて使用した場合は、ボディー内蔵の手ぶれ補正によって、全ての焦点距離で優れた手ぶれ補正効果を発揮するとしている。サイズは最大径φ56.5mm×全長50mm、フィルタサイズはφ37mm。