10月20日(現地時間)に米Apple本社キャンパスで開催されたスペシャルイベントで発表された「Max OS X "Lion"」と新型「MacBook Air」に注目が集まっているが、既存の製品ラインにも密かにアップデートが加えられている。オンラインのアップルストアで「MacBook Pro」の17インチモデルまたは15インチのハイエンドモデルを選択すると、プロセッサのカスタマイズオプションで新たに「Intel Core i7」の2.8GHzが選べるようになっている。

通常、15インチのハイエンドモデルを選択すると「2.66GHz Intel Core i7」、17インチモデルを選択すると「2.53GHz Intel Core i5」がデフォルトで選ばれた状態になっているが、15インチハイエンドモデルでは18,900円(米国のストアでは200ドル)、17インチモデルでは37,800円(米国のストアでは400ドル)を追加することで「2.8GHz Core i7」へとアップグレードできる。いまのところ20日を過ぎて変更が行われたのはMacBook Proの15/17インチモデル2種類のみで、13インチモデルについては価格等を含めて現状で変化はない。

日本のストア(左)でも米国のストア(右)でも「2.8GHz Intel Core i7」が選択可能となっている