凸版印刷は、フォントの種類や大きさなど、より多くの人が見やすく、かつ分かりやすく使うことができる、ユニバーサルデザインに配慮した通帳を開発。10月中旬より販売を開始する。

一般的な通帳(左)と同社が開発したユニバーサルデザイン手帳(右)

同製品は、さまざまな企業のUD対応ツールの制作で培ったノウハウを活用し、フォント・配色・レイアウトの3つのポイントでUD化をはかっている。

フォントはUDフォントを使用、配色ではより多くの人が識別しやすい色を選択し、レイアウトでは行ごとの色に変化をつけるなど、見やすさの工夫をし、より多くの人が見やすく、わかりやすく、使いやすいデザインとなっている。

また、カラーユニバーサルデザイン(CUD)認証を取得し、同社が提供する環境配慮型のグリーン通帳にも対応しているとのこと。

同社は、同製品を通常の通帳と同程度の価格で提供を予定しており、今後、2011年度中までに新規20件の採用を目指す。