シャープとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)は10月5日、シャープのメディアタブレット端末「GALAPAGOS」向けに新聞や雑誌、映像、音楽コンテンツを配信する「TSUTAYA GALAPAGOS」を今年の12月に共同で開設。合弁会社の設立も含めたコンテンツサービス事業の業務提携に関する基本契約書を同日付で締結したことを発表した。

記者懇親会で発表前の「GALAPAGOS」端末を手に挨拶するシャープ 代表取締役社長 片山幹雄氏(9月17日)

「TSUTAYA GALAPAGOS」ではTSUTAYAの仕入れ力を生かすことで、「国内最大級のラインナップ数を取り揃える」とされており、会員管理の仕組みとしてはCCCが管理・運営する「Tポイントサービス」や「TログインID」が導入される見込み。

両社は今後、合弁会社の運営による電子ブックストアサービスを"第1弾"として12月に開始し、来春をメドに映画や音楽などのエンターテインメントコンテンツを提供する予定。

なお、合弁会社は11月の設立が予定されており、出資比率はシャープが49%、CCCが51%となる。