セレスは9月22日、「スマートフォン利用動向調査」の結果を発表した。それによると、スマートフォンの保有率が最も高いのは公務員であることが判明したほか、うち半数をiPhoneが占めるという結果になったことがわかった。

この調査は、同社が運営する「モッピーラボ」にて実施されたもの。調査対象は全国の10~59歳の男女で、有効回答数は47,083となっている(調査期間は2010年9月8日~9月16日)。

今回の調査では、全体のうちの8.2%(3,857人)が「スマートフォンを保有している」と回答。この保有者の職業別内訳では「公務員」が22.3%(公務員1,152人のうちの257人)と最も高く、「経営者・役員」(15.9%: 276人中44人)や「高校生」(12.7%: 4,592人中584人)、「中学生」(16.1%: 626人中101人)の保有率も比較的高いということが判明した。

職業別のスマートフォン保有状況 (資料: セレス)

また、「保有しているスマートフォンの種類」については、半数以上となる56.4%が「iPhoneシリーズ」と回答。次いで「Android」(18.3%)、「Windows Mobile」(7%)、「BlackBerry」(6.6%)という結果になっている。

保有しているスマートフォンの種類 (資料: セレス)

同調査ではスマートフォンユーザー(OS別)の男女比率についても調査が行われている。それによると、iPhoneは女性の比率が42.7%と高いものの、その他はいずれも65%以上を男性が占めており、同社はスマートフォンについて「男性向けビジネスフォンとしての色彩がまだ強いことがわかる」と指摘している。

スマートフォン保有者のOS別男女比率 (資料: セレス)