大日本印刷は、金沢美術工芸大学と子どもが楽しめる新しい読書モデルを開発するプロジェクトを開始すると発表した。9月19日には石川県金沢市の玉川こども図書館にて、"未来の本"が体験できるイベントが実施される。

絵本ビューアー

画像認識技術を利用して絵本の読み聞かせを支援

大日本印刷、DNPデジタルコム、金沢美術工芸大学が共同で"未来の本"が体験できるイベントを石川県金沢市の玉川こども図書館で9月19日に実施。同イベントは、3社が取り組んでいる次世代の読書体験や教育手法に関する新たなモデルの開発プロジェクト『Future Book Project』の活動の一環として行われる。

同イベントにて展示されるのは、小型パソコンの画面上で操作しながら新しい絵本の世界が体験できる「絵本ビューア」、先生がだした問題を、複数の生徒がスマートフォンを操作して問題を解いていくコラボレーション型の教育ツールのプロトタイプ「iPuppet(アイパペット)」、魔法の指輪を身につけて絵本を読むと、絵本に描かれた星がキラキラ光ったり不思議な模様が浮かんだりする「魔法の指輪で読む絵本」など。