雑誌+DESIGNING、雑誌Web Designing、マイコミジャーナルの3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく新企画。第54回は、造形作家の安藤賢司が登場。

安藤賢司 プロフィール

造形作家なのに、ゲーム雑誌『週刊ファミ通』で初仕事。その後、模型誌でも仕事をもらう。バンダイ『S.I.C』シリーズなど、多数の玩具の原型を担当。原型師でありながら、マスプロダクツ製品のパッケージに名前を刻まれる。ゲームやアニメのキャラクターデザインも手掛ける。マイコミジャーナルにて、『造形作家 安藤賢司の立体造形作法』連載中。

Q&A

――この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?

安藤賢司(以下、安藤)「趣味で模型を作っていたら『本でやってみない?』と声をかけられた、20代の最後の年」

――これまでで一番思い入れのある仕事は? その理由や思い出を教えてください。

安藤「模型雑誌『S.M.H』(※現在は休刊)の作品達。自分の中で作りたいもののベクトルが分かったような気がしたから」

バンダイ『S.I..C.シリーズ』
原型製作
(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

――この仕事を辞めようと思ったことはありますか? また、そのきっかけは何ですか?

安藤「立体制作が中心ですが、何でもやる仕事なので『辞める』という概念はフリーでなくなるという事。フリーが性に合っているので『無し』」

――これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?

安藤「コンピューターで立体を組み立てる、3DCGIを習得する事。『アバター』かぁ……」

――愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。

安藤「スパチュラ!! あとはゼブラのノック式ペンシル(絶版)。スパチュラは改造を重ねて、手に合うようにしました」

安藤氏愛用のスパチュラとノック式ペンシル

――尊敬している人を教えてください。

安藤「自分の頭の中のものを形にして、外に出せる人。そして、その立場に立った人」

――アイデアを練る場所、時間などを教えてください。

安藤「寝床の上で紙と鉛筆を使って。時間帯は、必要な時はいつでも」

――1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?

安藤「あったりなかったり。風邪をこじらせた時はしません」

――理想的なオフの過ごし方は?

安藤「趣味のものを作る・いじる」

――趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。

安藤「海外ドラマと特撮映画。大量のコレクションがあったのですが、すべて空き巣に盗まれてしまいました」

――お酒を飲みますか? 週何日、どのくらいの量を飲みますか?

安藤「1回にビール350ml缶半分を1日おき位」

――同業でよく飲みにいく、食事をする人は誰ですか?

安藤「近所に同業者がいないので、現場に行った時は現場の人と」

作品紹介

映画『いばらの王-King of Thorn-』
モンスターデザイン担当
(C)YUJI IWAHARA/PUBLISHED BY ENTERBRAIN,INC/Team IBARA

タツノコプロ40周年記念アニメーション『鴉-KARAS-』
妖怪デザイン担当
(C)2005 タツノコプロ/鴉 -KARAS- 製作委員会