サポタントは8月26日、自社ドメインを有する200のECサイトを対象に実施した「買い物かご」に関する調査結果を発表した。同調査では、「買い物かご」周辺に表示させている主なコンテンツ、「買い物かご」に入れるボタン、注文内容確認ページのコンテンツなどについて聞いている。

「買い物かご」周辺に表示させている主なコンテンツは、「お気に入りリストに追加」ボタンが49%と最も多く、これに、在庫状況(40%)、お届け日の目安(38%)、返品/キャンセル方法(36%)、送料(36%)が続く。ツイッターへのリンクを設置しているサイトは約10%となっている。

「買い物かご」に入れるボタンの色は、オレンジが21%と最も多く、以下、赤が18%、ピンクが11%となり、暖色系を用いているサイトが半数という結果が出た。

「買い物かご」に入れるボタンの色 資料:サポタント

また、「買い物かご」に入れるボタンの横幅のサイズは、「101~150ピクセル」が40%、「151~200ピクセル」が32%と、101~200pxが全体の70%を占めた。

注文内容確認ページでは、ユーザビリティを向上させるために、「カートに入れた商品のサムネイル画像の表示」(66%)、「"次へ進む"ボタンをページ上部に設置」(43%)、「"お気に入りリストに追加ボタンの設置"」(16%)といった工夫が凝らされていることがわかった。

購入前の不安や疑問解消のために用意しているコンテンツとしては、買い物ガイドのリンクが約66%と最も多かった。そのほか、「送料/お届け方法」(59%)、「返品/交換方法」(39%)といったリンクも提供されている。