富士通は8月25日、豊島区の基幹システム刷新案件を受注し、仮想化技術と同社サーバ製品をベースとした新システムを構築中であることを公表した。

豊島区は現在、新庁舎を含めた南池袋市街地の再開発事業を進めており、2014年12月の新庁舎竣工にあわせて、新たな区民サービスの提供を前提とした基本情報システムの刷新を目指している。

同区と富士通は、2011年1月の本稼働を目標としてIAサーバ「PRIMEQUEST 1400S」2台と「VMware vSphere4」をベースにシステム共通基盤を構築。この基盤上で「連携基盤」(データ連携を行う)、「共通情報管理システム」(共通利用するデータを管理する)、「共通外字システム」(外字の標準化と一元管理を行う)、「共通EUCシステム」(資料作成を支援する)、「統合運用管理システム」(業務システムのシステムインフラとジョブ運用を一元的に管理する)といった5つのシステムを冗長化し、「VMware HA」によって安定稼働を実現する。

この共通基盤の運用は富士通のデータセンターにアウトソーシングされる予定。

富士通が構築している豊島区の共通基盤システム概要図