ぶつからないロボットカー「EPORO」も展示

玩具ではない"ホンモノ"のロボットも今回は1つだけ出展されていた。西4階会場西3ホールには今年から新設された「キッズライフゾーン」があり、玩具メーカー以外にもさまざまな企業、団体のPRブースが並んでいたのだが、その中で日産自動車はロボットカー「EPORO(エポロ)」を展示。EPOROは "ぶつからないクルマ" の実現に向けて、魚群の習性に着目して研究開発されたロボットカーで、車車間通信技術によりお互いぶつからずに郡走行することができるというもの。実際に走行させてのデモなどは行われず、首が動くだけの地味な形ではあったが、目にとめた子供たちはその様子を興味深そうに見つめていた。

来年のおもちゃショーではこうした出展がもっと増えてくれることに期待したい。もちろんロボットトイも充実して再び盛り上がりを見せてくれれば嬉しいのだが。

タカラトミーのトミカ40周年とからめて1969年製「フェアレディZ 432」を出展していた日産ブース
ロボットカー「EPORO」のパネル&現物展示
首を左右に動かす「EPORO」。そのフォルムは「名菓ひよ子」を思わせる?(wmv形式 4.99MB 33秒)