「Push Pin Paradigm(プッシュピン・パラダイム)」展
ポスター デザイン:ポール・デイヴィス

9月2日より、ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて1950年代に結成されたデザイングループ「プッシュピン・スタジオ」のシーモア・クワスト、ミルトン・グレイザー等の作品を展示する展覧会「Push Pin Paradigm(プッシュピン・パラダイム)」が開催される。

プッシュピン・スタジオは、1950年代にシーモア・クワスト、ミルトン・グレイザー等、クーパー・ユニオン・アート・スクールの学生たちが設立したデザイン会社で、20世紀においてもっとも影響力のあったデザイングループのひとつ。

同展は、プッシュピン・スタジオの主要メンバー4人が、どのようにプッシュピンから影響を受け、そこから核分裂してどのように各々の道へ邁進していったかを、厳選されたポスター、原画、雑誌、書籍など約200点で紹介する。展示の核となる作品群は、ニューヨーク・デザインの黄金時代1960年代とその前後とのこと。

シーモア・クワスト「口臭に気をつけましょう。」(1967)

ポール・デイヴィス「チェ・ゲバラ」(1967)

ミルトン・グレーザー「ディラン」(1967)

ジェームズ・マクミラン「コメディアン」(1976)

なお、会期中の9月2日にはポール・デイヴィス、マーナ・デイヴィスによるギャラリートークを開催される。T's 銀座Room11Aにて行われる。ギャラリートークの参加は、要予約。展覧会の詳細とギャラリートークの申し込みについてはこちらを参照。

プッシュピン・パラダイム展
シーモア・クワスト、ポール・デイヴィス、ミルトン・グレーザー、ジェームズ・マクミラン

会場 ギンザ・グラフィック・ギャラリー
会期 9月2日(木)から9月28日(火)
開場 11時から19時(土曜日は18時まで)
休館 日曜・祝日
入場料 無料