セブン-イレブン・ジャパンと北海道旅客鉄道(以下、JR北海道)、東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)、東海旅客鉄道(以下、JR東海)、西日本旅客鉄道(以下、JR西日本)、九州旅客鉄道(j(以下、JR九州)、京浜急行電鉄(以下、京急)は8月17日、各鉄道会社の電子マネーサービスを各地区のセブン-イレブン店舗で、2011年春を目途に導入することに合意したと発表した。

これにより、来春から全国のセブン-イレブン1万2,825店舗(2010年7月末現在)で、交通系電子マネー「Suica」(JR東日本発行)、「Kitaca」(JR北海道発行)、「PASMO」(関東地方を中心とする鉄道・路線バスで利用可能)、「TOICA」(JR東海発行)、「ICOCA」(JR西日本発行)、「SUGOCA」(JR九州発行)、「nimoca」(西日本鉄道発行)、「はやかけん」(福岡市交通局発行)による支払いとチャージ(入金)が可能になる。

以下、対象地区と利用可能な電子マネーの一覧となる。

提携先 対象地区のセブン-イレブン/店舗数(7月末現在) 利用可能な電子マネー
JR北海道 北海道 計約800 店舗 Kitaca、Suica
JR東日本 岩手、山形、宮城、福島、栃木、茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川、群馬、新潟、長野、山梨(東京、神奈川は一部店舗を除く) 計約6,900 店舗 Suica、Kitaca、PASMO、TOICA、ICOCA 、SUGOCA 、nimoca、はやかけん
JR 東海 静岡、愛知、岐阜、三重 計約1,100 店舗 TOICA、Suica、ICOCA 、SUGOCA
JR西日本 富山、石川、福井、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、島根、岡山、広島、山口 計約2,300 店舗 ICOCA、Suica、TOICA、SUGOCA
JR九州 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎 計約1,300 店舗 SUGOCA、Suica、nimoca、はやかけん、TOICA、ICOCA
京急 東京、神奈川の一部 計約300 店舗 PASMO、Suica

※SUGOCAはTOICA/ICOCAと来春より相互利用が開始される予定

左から、来春よりJR東日本・東海・西日本・九州が提携するセブン-イレブンで利用可能になる「SUGOCA」とJR東日本・JR九州が提携するセブン-イレブンで利用可能になる「nimoca」