マツダは8月5日、7人乗りミニバン「プレマシー」の4WD車を発売した。価格は210万9000円(20E)と231万4000円(20S)。

プレマシー4WD 20S

今回のモデルは、先行して発売された「プレマシー」の4WD版。スタイルなどは同じ。

エンジンはFF車と同じ2.0L(リッター)4気筒だが、ダイレクトインジェクション(DISI)ではなく、通常の電子燃料噴射となる。最高出力もFF車の110kW(150PS)から102kW(139PS)にわずかに下げられた。また、トランスミッションもFF車が5速ATなのに対し、4WD車では4速ATとなる。

同車の4WD機構は、路面状況に応じて前後輪の駆動力配分が自動的に変更される。また、4WD切り替えスイッチにより、2WD(FF)と4WDの駆動が選択できる。そのほか、全車にヒーテッドドアミラーを装備した。

また、マツダは先行して発売したプレマシー(FF車)の受注が好調であると発表した。7月1日の発売から1ヶ月で受注台数は月間販売計画の4倍以上となる7,240台に達した。顧客層は、小学生以下の子どものいる30~40代のファミリーが中心で、「美しい外観デザイン」、「i-stop機能を含む優れた環境性能」、「多彩なシートアレンジ」などが好評だという。

人気グレードは上位モデルの「20S」で、販売構成比は55%。外板色では、「アルミニウムメタリック」が最も人気が高く、続いてテーマカラーの「クリアウォーターブルーメタリック」、「クリスタルホワイトパールマイカ」の順となっている。オプション装備については、購入者の85%が「電動スライドドア」を選択しており、次いで「バックカメラ」が45%の装着率となっている。

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