モリサワは、モリサワソフトウェアの提供方法について、従来の販売形式に加え、新たに「年間契約」形式での提供を8月9日より開始すると発表した。また、販売製品を対象とした新たな「保守契約」も開始する。

モリサワの「年間契約」は、1年間に期間を限定したソフトの利用契約をモリサワとユーザーの間で結び、その利用料を支払うことで、「ソフトウェア利用権」、「操作など問い合わせの対応」、「新バージョン(バージョンアップが行われた場合)」をワンパッケージでモリサワが提供を行うというもの。

年間契約の主な特徴としては、ソフトを購入することと比べると、初期費用がわずか5分の1程度に抑えられることに加え、業務が増えてPCを追加する場合でも、増えた分だけライセンスを追加することが可能なので、業務量に応じたソフト管理が柔軟に行える。

さらに、年間利用料が決まっているので、経費の予算化が立てやすく、対象ソフトの新バージョンがリリースされると、無償で提供されるため、追加費用なしで継続的な利用ができる。なお、「保守契約」は、購入したソフトに対しても「年間契約」と同様のサービスを提供するもので、期間中に「操作など問合せの対応」と、「新バージョン(バージョンアップが行われた場合)」を行うとのこと。

対象製品は、「MC-B2」、「MDS-B2」、「B2-WordIn」、「B2-WordOut(9月27日リリース)」、「MVP Professional」、「MVP Standard」。詳細は、モリサワのWebサイトより。