マクロミルの連結子会社ブランドデータバンクは、中国の主要都市在住の1万人のライフスタイル調査を実施してデータベースを構築。これをもとに、8月3日よりASP型のサービス「中国版ブランドデータバンク(bdb CHINA)」として提供を開始した。

「bdb CHINA」は、中国人の所有物や嗜好に関する各種分析をインターネット上で行うことができるデータベースサービス。北京、上海、広州の3都市在住の生活者約1万人への大規模調査(年2回実施)をもとに、約100項目に及ぶ情報が日本企業に対して提供される。

同社は同サービスの特徴について、「中国人生活者がよく購入する食品・化粧品・日用品等のブランド、所有している家電・自動車等のブランド、よく利用するメディア・銀行・保険などを網羅的に把握することができる」と説明している。

サービス開始時に提供されるデータは、同社がストラテジック・デシジョン・イニシアティブと共同で行った2010年3月~5月の調査がもとになっている。

同サービスの利用料金は初期費用 20万円、月額費用が30万円となっており、契約単位は半年ごとになる。また、同社は同サービスの開始に伴い追跡調査サービス「bdb CHINA Mill」も同日付で開始している。こちらの料金は「10問、200サンプル」の場合で36万円~。

bdb CHINA