関東バスは8月7日、2011年に運行終了予定のワンマンバス「3扉車」のさよならツアーを実施する。定員は35人(先着順・立席の場合あり)、最少催行人数20名。料金は大人、小人共に5,000円。

2011年に運行終了する「3扉車」

同ツアーは、同社の象徴として長年活躍してきた3扉車の引退を惜しむファンのために企画されたもの。3扉車は、ドアが2カ所のワンマンバスとは違って、前方、中央、後方の3カ所に扉を搭載した点が特徴。これにより、降車の際に中央と後方の2カ所の扉を開くことで、降車時間を短縮できる利点があるという。

今回の運行終了について同社は「バリアフリーが導入され、ノンステップやワンステップの低床バスが主流となったことから、床が高く時代のニーズに対応していない3扉車の廃車を決定した」と話している。

ツアーには、コラムニストの泉麻人氏も参加。スケジュールは、13:00に同社阿佐谷営業所に集合し、3扉車撮影会を実施した後に、1972年に廃止された「阿佐谷駅~豊島園行ルート」の巡回などを予定している。解散は中野駅北口17:30頃を予定。

参加希望者は、参加申込書に必要事項を明記の上、「エリアビューロー高円寺北口」(東京・杉並区)まで参加料金と共に申し込む。参加申込書はWebサイトからダウンロードできる。