日本生命保険と第一生命保険は25日、企業年金ビジネスサービスと共同で、確定給付企業年金を契約している顧客の利便性向上を目的に、2010年5月にインターネットを活用した新しい企業年金事務サービス『確定給付企業年金オンラインサービス』を開発し、6月から順次サービスを提供すると発表した。

「確定給付企業年金オンラインサービス」は、これまで書類の郵送などで行っていた確定給付企業年金の加入・脱退などの各種手続きを、インターネットで行えるようにするもの。これにより、「手続きに要する期間が大幅に短縮されるとともに、確定給付企業年金の加入者情報や年金額がインターネットで確認できるなど、顧客の利便性が大きく向上する」。

すでに確定給付企業年金の加入者および受給権者の管理を委託している顧客については、順次サービスの提供を開始する。また、今後新たに確定給付企業年金を契約する顧客については、「契約と同時にサービスの提供を開始する」としている。