毎日コミュニケーションズは、ActionScript 3.0のガイドブック「ActionScript 3.0による三次元表現ガイドブック」を発売した。価格は3,129円。

本書は本編、数学編、サンプル編の3つの編で構成され、Flash Player 10/Flash CS4 Professionalから実装された三次元空間の扱いや表現について徹底的に解説した内容となっている。まず本編では、座標のとらえ方や基本事項をはじめ、PerspectiveProjectionクラス、Matrixクラス、Matrix3Dクラス、Vectorクラス、Vector3Dクラス、Graphics.drawTrianglesメソッドを順に紹介。次に数学編では、三角関数、ベクトル、行列と座標変換といった知っておくとよい高校レベルの数学について解説する。さらに最後となるサンプル編では、本編で作成したサンプルスクリプトのうち主なものを、クラス定義に書き替えている(本編ではフレームアクションで説明)。そのほか、同書には、知っておくと便利な追加情報や、用語解説、より踏み込んだ情報なども掲載。なお、解説は「Flash CS4 Professional」で行われているが、「Flash Professional CS5」で変更/追加された内容も盛り込まれているとのこと。