毎日コミュニケーションズは5月29日(土)、パソコン総合誌「PCfan7月号」を発売する。

『PCfan7月号』(5月29日発売、特別定価:780円)。表紙のモデルは藤井美菜(ふじいみな)さん

直接は目に見えない網の目が、これほどまで劇的に、刺激的に、人間たちの生活を変えてしまうとは……! 「ネットワークの現実(リアル)」は、いまなお拡大しつつあるネットワークの明日を占うワイド特集。ネットワークが我々の生活をどう変えたのか、今後どう変わるのか、「光の道」「クラウド」といったキーワードを軸に検証していく。

「次世代、なんて言葉はことネットワークには不要な気がする。なぜかといえば、ネットワークはいつも常に次世代であるからだ。しかし常に動いているがために、私たちはネットワークの現実を本当につかんでいるのか、気になる。ネットワークが立ち止まらずにひたすら紡ぎ続ける現実を立ち止まって振り返るタイミングがいまここにあるのかもしれない」(第1特集より)

第1部では、いまやインフラと化した通信環境がどのような過程を経て進化してきたのか、その歴史と影響をレポート。ネットワークの"過去から現在そして明日"をなぞっていく

また、PCfanオリジナル付録として「デュアルSDカードアダプタ&カードケースセット」が付く。これはSDカード/ミニSDカード/マイクロSDカードに対応した「カードケース」のほか、マイクロSDカードをSDカードまたはミニSDカードとして使うための「変換アダプタ」がセットになっている。

ケースは最大10枚のメモリカードを収納できる。マイクロSDカード→SDカードおよび、マイクロSDカード→ミニSDカードの変換アダプタもそれぞれ付属する

ビギナー向け特集の「PCfan Jr.」は、「自作する理由」がテーマのスペシャル企画。ヒトはなぜパソコンを組み立てるのか……? "神様"ことインテル・アーキテクチャー・エバンジェリストの天野伸彦氏に、自作の過去と未来を語ってもらった。

アメリカにおいても自作という行為は日本ほどポピュラーではないという。誤解を恐れずにいえば、2010年のいま、自作はちょっと贅沢な趣味なのだ

「オフィス スイートの存在意義」特集では「マイクロソフト Office 2010」から見える未来像を探っていく。6月17日にパッケージ版が発売される「Office 2010」は、日常的に使う機能を徹底的にブラッシュアップしたという。新しくなったWord、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNoteの有用性をチェックしておきたい。

Excel 2010は50個以上の関数が追加されている。表計算ソフトとしてもっとも基本的な機能である関数の仕様が全面的に見直された結果だ

そのほか、特集「ラジオ×PC コラボの可能性」を用意。「radiko(ラジコ)」の試験配信が開始され、パソコンでラジオを視聴するスタイルが生まれつつある。そんなラジオ復権の兆しに、スポットを当ててみた。

インターネット経由でラジオを配信するサービス「radiko」。まだ手探りの状態ではありつつも、リスナーの増加を実感できたラジオ局もあるようだ