グレープシティ、OCR機能を搭載したVisual Studio用コンポーネント発表

グレープシティは5月19日、OCR機能を搭載したVisual Studio用コンポーネント「LEADTOOLS 16.5J Document OCR」、各種プラグインとのセット製品「LEADTOOLS 16.5J Document OCR with Plug-Ins」を6月30日に発売すると発表した。

LEADTOOLS 16.5J Document OCRは画像処理コンポーネント「LEADTOOLSシリーズ」の新しいラインアップで、従来製品のLEADTOOLS Document Imagingの画像処理機能にOCRを搭載したエディション。

同製品は、FAXなどの光学デバイスから読み込んだ画像データや各種の画像ファイルに含まれる文字、表、図を自動判別し、文字部分をテキストデータとして取得する。

OCRはひらがな、カタカナ、漢字と英数字をサポートしており、TIFFやPDFのようなマルチページの画像や文書の文字情報も一度に読み取る。認識したデータはTEXT、RTF、HTML、XML、DOC、DOCX、XPSとして出力が可能だ。

上位エディションのLEADTOOLS 16.5J Document OCR with Plug-Insは、プラグインとして、認識領域をテンプレート化する「フォーム認識 Plug-In」、OMRを利用したチェックボックスやマークシートの認識ができる「マーク認識 Plug-In」、OCRで読み込んだデータをPDF化する「OCR PDF出力 Plug-In」、バーコード認識の「Barcode Plug-In」を備えている。

価格は、LEADTOOLS 16.5J Document OCRの1開発ライセンスが56万7,000円(本体価格:54万円)、LEADTOOLS 16.5J Document OCR with Plug-Insが75万6,000円(本体価格:72万円)となっている。