クエスト・ソフトウェアは4月28日、Oracle Database向け統合開発環境の新版「Toad for Oracle 10.5」の販売を開始したと発表した。

Toad for Oracleは、「コードの静的分析」や「SQLの自動最適化」、「負荷テストによるSLAの検証」、「フォーマット/コード規約の標準化」、「リファクタリング」、「オブジェクト依存関係の視覚化」などの機能を提供する開発環境。管理者向けに「ヘルスチェックの自動化」、「オンラインデータ再編成」、「キャパシティプランニング」、「リアルタイムパフォーマンス診断」といった機能も用意している。

新版では、SQL最適化機能の操作性を向上させたほか、「アラートログビューア」と呼ばれる、アラートログを簡易的に表示する画面を追加。さらに、「Toad DBA Suite RACエディション」を新たに加え、パフォーマンス測定値の記録/再生が行える「Spotlight」にRAC(Oracle Real Application Clusters)固有のチェック項目を組み込んでいる。

価格は、「Toad for Oracle Xpert Edition」が1シートあたり45万5000円(税別)。「Toad DBA Suite for Oracle」が同99万9000円(税別)。そのほかのエディションの価格については要問合せ。