独SAPは4月28日(ドイツ時間)、2010年第1四半期(1月ー3月期)の業績を発表した。指標となるソフトウェアおよびソフトウェア関連サービスの売上高は前年同期比12%増で成長し、業績の回復を印象付けた。

バロメーターとなるソフトウェアおよびソフトウェア関連サービスの売り上げは同期、19億4700万ユーロ(約2425億6500万円)となり、前年同期から12%増加した。ソフトウェアの売り上げは前年同期比11%増の4億6400万ユーロ(約578億円)、総売上高は同5%増の25億900万ユーロ(約3125億8200万円)となった。

純利益は前年同期比97%増の3億8700万ユーロ(約482億1400万円)、1株あたり利益は0.33ユーロ(約41円)で、これも同94%増となった。営業利益は前年同期比81%増の5億5700万ユーロ(約693億円)だった。

SAPは成長の要因として、市場の回復とSAP BusinessObjectsのソリューションや中小規模企業ビジネスの需要拡大を挙げている。

第1四半期の数値は概して、市場予想を上回る結果となった。SAPは前四半期の2009年第4四半期に減益減収となるなど業績不振が続いたが、第1四半期は純利益が2桁成長となり強い回復を印象付けた。同社は約3000人規模の人員削減を含むコスト削減対策を敷いており、それも業績に貢献した。