ライブドアは、4月30日(金)20:00より開催される予定の情報通信政策フォーラム(ICPF)の模様を、先般日本語版サイトが公開されたUstreamを使って生中継する。当日は、4月27日に原口総務大臣が公表した「原口ビジョンII」で示されている「光の道」構想について議論が行われるという。

ICPFは、情報通信政策に関して民間企業と有識者が集い、政府に対して提言を行うための組織。2005年に任意団体として設立され、2008年からはNPO法人として活動を行っている。

総務省の発表内容によると「光の道」は、「2015年をめどにすべての世帯(4900万世帯)でブロードバンドサービスの利用を100%実現する」という構想を示すものとされている。

ICPFは「日本経済の成長のためにブロードバンドの通信インフラ整備が必要だという問題意識は共通だが、その方法論にはいろいろ議論がある」とし、当日はこの点について検証するとしている。

当日の出演者はソフトバンクモバイル 取締役副社長 松本徹三氏、ルート 代表取締役 真野浩氏、ICPF理事 池田信夫氏、ICPF理事長 山田肇氏(司会)の4名。なお、ソフトバンクモバイルはFTTHについてかねてより「光ファイバーをNTTから分離して各社と統合し、5000万世帯の銅線を全面的に光ファイバーに取替えるというアクセス回線会社案」を提案している。