スペインのセキュリティベンダーPanda Securityの日本法人であるPS Japanは4月27日、ビープラッツと提携し、Panda Securityの企業向けクラウド型PC/ファイルサーバ用アンチマルウェアサービス「Panda Cloud Office Protection」の月額課金版サービスの提供を開始した。

Panda Cloud Office Protectionは、アンチマルウェアおよびファイアウォール対策に必要な管理やアップデートに関わるすべてのインフラとソリューションのメンテナンスをクラウドから提供するワークステーション/ファイルサーバ用のサブスクリプションサービス。

Panda Cloud Office Protectionの仕組み

ファイアウォール機能として「マネージドファイアウォール」、「パーソナルファイアウォール」、「IPS(不正侵入防御システム)」などが提供される。

PS Japanはセールスパートナー経由でPanda Cloud Office Protectionの年間単位によるライセンス販売を行ってきたが、今回、ビープラッツが提供する決済代行までを行うサービス流通支援システム「SaaSplats」の利用により、これまでニーズが高かった月額課金によるPanda Cloud Office Protectionの提供が実現された。

導入にあたっての最低利用数は5台で、PCもしくはファイルサーバ1台当たりの月額費用は263円となっている(税込)。

Panda Cloud Office Protectionの管理画面