メルセデス・ベンツ日本は4月27日、二人乗りのマイクロコンパクトカー「スマート フォーツー」に、限定50台の特別仕様車「スマート フォーツー エディション グレースタイル クーペ mhd (smart fortwo edition greystyle coupe mhd)」を追加して発売した。価格は218万円。

スマート フォーツー エディション グレースタイル クーペ mhd

今回の特別仕様車は、通常は設定されていないマットグレー(つや消しグレー)のボディパネル、ブラックのトリディオンセーフティーセル(ピラーなどの剛性部分)、ボディ同色ホイールなどでシックなイメージとし、ビビッドなイエローのドアミラーカバーをアクセントにした個性的なスタイルが特徴。

内装はグレーとブラックを基調に、シートバックのストライプや、シート、ステアリング、ドアトリムなどのステッチ、メーターリングにイエローをあしらい、エクステリアのイメージを踏襲したデザインに仕上げた。またシートやステアリング、シフトノブにはナッパレザーを使用した。

ステアリングにはパドルシフトを採用し、スポーティさを演出している。また、車速が8km/h以下になると自動的にエンジンを停止する「スタート/ストップ機能」を装備し、23.0km/Lの燃料消費率を実現している。

スマートは「最小限のボディサイズで最大限の安全性、快適性、環境適合性」をコンセプトに、メルセデス・ベンツのクルマ作りのノウハウを活かして開発されたマイクロコンパクトカー。2000年に日本市場に導入され、2010年4月1日からは全てのメルセデス・ベンツ正規販売店(205拠点)で販売やアフターサービスを行なっている。