エベルは、スイス・バーゼルにて開催された「BASELWORLD 2010」にて、1997年に誕生した「エベル クラシック」シリーズより「エベル クラシック スポーツ」を発表。レディース2サイズ(27mm/32mm)、メンズ1サイズ(40mm)が用意され、価格は19万円(税別)からと同ブランド初となる20万円を切る戦略モデルとして話題を呼んだ。

「エベル クラシック スポーツ」(メンズ:クォーツと自動巻きを用意)。2010年6月発売予定で、価格はクォーツモデルが19万9,500円(予価)

「エベル クラシック ヘキサゴン」。2010年11月発売予定で、価格は36万7,500円(予価)

職人の手による六角ケースは、そのなめらかな肌ざわりが特徴

ケースと一体化されたウェーブブレスレットが特徴の「エベル クラシック」だが、今回発表されたエベル クラシック スポーツでは、スポーティなイメージを演出するためにデザインを一新。一方で、同ブランドならではのワンピース型六角形ケース、ビス留めされたベゼル、ファセットカットと夜光塗料を施した長短針が採用されている。レディースモデルでは、ホワイトMOP(マザー・オブ・パール)ダイヤルに11ポイントのダイヤモンド・インデックスを採用することでスポーティかつエレガントなイメージに仕上げた。

また、エベル クラシックのストラップタイプで、30周年記念モデルとして開発された「ヘキサゴン」からも新作が登場。シンプルにビッグデイトのみを備え、従来のモデルよりも価格を抑えている。アリゲーターベルトを採用し、ケース径は41mm。

"時の建築家"を標榜するエベル。建築においても主要なインスピレーション源である「素材」を中心にアイデアを膨らませたという2010年の新広告キャンペーン