バンダイが、2010年4月24日(土)からJR秋葉原駅電気街口前にガンダムのオフィシャルカフェ『GUNDAM Café』をオープンするのは既報のとおり。そのオープン2日前の22日には、マスコミ・関係者向けの内覧会が催されたのでお伝えする。
当日は、まず『GUNDAM Café』発表会が秋葉原UDXにて行われ、同社の代表取締役社長である上野和典氏が、「ここ秋葉原は、世界に向けた情報発信力が大変強い場所です。我々が新しいチャレンジをする、カフェをオープンする意味はそこにあります。直営施設ならではの、最新かつ豊富な情報を発信していこうと考えています」と、秋葉原にオフィシャルカフェ出店の理由を述べた。
続いて、プロジェクトマネージャーの眞洋介氏が登壇。「すべてのガンダムファンのための、エンターテイメント性あふれる、世界へ向けたオールガンダム情報の発信基地」というコンセプトが提示され、店舗スペックや年間テーマ、提供メニューなどの説明も行われた。その後、『GUNDAM Café』スペシャルサポーターの我謝レイラニ、鹿谷弥生、スタッフのフォトセッション。そして場所を移動し、ついに『GUNDAM Café』の店内に入ることに。
ガンダムの世界観に浸れる、白を基調とした店内
『GUNDAM Café』の店内は椅子やテーブルをはじめ、RX-78-2 ガンダムの白を基調とした曲線が多用されており、壁には関係者のサインやイラストのほか、いたるところにマーキングが施されている。また、ガンプラの展示もあり、入り口正面奥の上方には1/16スケールのガンダムがお出迎え。このガンダムは今年7月、JR東静岡駅前に施設される等身大ガンダムの方向を向いているという。
店内に入ると注文カウンターがある。ここで注文をして、席に座るなり、テイクアウトする。なお、座席は喫煙ルームと禁煙ルームの両方を設置 |
入り口正面奥の上方には、1/16スケール ガンダムが。頭部は等身大ガンダムが設置される方角を向いている |
店内の大型モニターでは、作品や商品のPVやオリジナルCM、懐かしのCMなどを流したり、ガンダム公式ポータルサイト「ガンダムインフォ」と連動した最新のニュースなどを発信予定。トイレにも工夫があり、男女兼用のガンダムと女性専用のシャア専用ザクそれぞれには、光(モノアイ点灯)と音(起動音)の仕掛けが用意されているので、立ち寄った際は実際に体感してみてはいかがだろうか。
気になるメニューは、以前お伝えした「ジャブローコーヒー」をはじめとするドリンクメニューを約30種類用意。また、フードメニューも約35種類とかなり豊富。なお、カフェタイム(オープンから17時まで)とバータイム(17時以降)は、それぞれ違ったメニューが用意されるという。このほか、1980年に発売されたガンプラ第一号商品の「1/144スケール ガンダム」をモチーフにした「ガンプラ焼」や、「ガンダムカフェハロール」「コースター」などの販売も行われる。
なお、場所は東京都千代田区神田花岡町1-1(JR秋葉原駅の電気街口より徒歩1分)。営業時間は、平日の月~金は10時から23時、土が8時30分から23時、日・祝が8時30分から21時30分まで。なお、17時からは「カフェタイム」から「バータイム」に切り替わり、アルコール類の提供も行われる。
以上のように、2010年4月24日(土)に正式オープンとなる『GUNDAM Café』。これでまたひとつ、秋葉原に名所ができたといっても過言ではないだろう。ファンの多い"ガンダム"のオフシャルカフェというふれこみに加え、JR秋葉原駅から徒歩1分という好立地にショップを構えていることから、オープンからしばらくは混雑が予想されるが、興味のある人は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
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