地上波ラジオのインターネット同時配信サービス「radiko」について、「ニコニコ動画(9)」で実施されたアンケートの結果が発表されている。知名度は2割程度だったが、実際の利用者の7割以上が今後ラジオを聴く機会が増えると回答している。

ニコニコ動画(9)では、ラジオに関するユーザーアンケート(ニコ割アンケート)を4月13日に実施。66,218件の回答を得た。

その中のradikoに関する調査結果によると、同サービスを「知らない」と回答したユーザーは77.1%、実際の利用者は6.5%だった。利用者の75.7%は、radikoがきっかけでラジオを聴く機会が増えると回答している(非常に増える:43.6%、やや増える:32.1%)。radikoは試験サービスとして聴取エリアが関東および関西の一部地域に限定されているが、全国各地のラジオ放送に対する聴取ニーズについては、40.0%が「聴いてみたい」と回答した(非常に聴きたい:16.9%、やや聴きたい:23.1%)。

AM/FMラジオの聴取状況については、「聴いている」ユーザーは37.7%だった(よく聴く:14.3%、たまに聴く:23.4%)。男女別では、男性のほうがラジオを聴く傾向が見られた。ラジオを聴かない理由としては、興味がない/ 受信機器を持っていない/ TV・ネットのほうが面白い/ 番組を知らない、といった点が挙げられている。アンケート結果の詳細についてはこちらを参照のこと。