アイシェアは4月12日、20代から40代の男女488名のネットユーザーを対象に実施した仕事の現実に関する意識調査の結果を発表した。同調査では、初めて仕事に就いた当初、「現場と予想は違っていたか?」、「先輩からアドバイスをもらったか?」などについて聞いている。
まず、回答者のうち92%を占める就業経験者に、初めて仕事に就いた当初、仕事の現場は予想と違っていたかについて尋ねた。「予想通りだった」と答えた人は47.7%と半数近くで、「いい意味で違っていた」としたのは22.7%、「悪い意味で違っていた」が29.6%という結果が出ている。
初めて仕事に就いた当初、仕事の現場は予想と違っていたか? 資料:アイシェア |
また初めて仕事に就いた当初、予想より自分は仕事ができていると感じたかと聞いたところ、就業経験者の44.1%が「出来ていないと感じた」と回答。「予想通りだった」は36.3%で、「できていると感じた」のはわずか19.6%だった。
次に、先輩との関係について聞いた質問では、仕事に就いた当初、先輩から怒られたことが「ある」人は72.2%、先輩からアドバイスをもらったことが「ある」人は88.4%と、いずれの回答も大多数にわたっている。しかし、初めて仕事に就いた当初、仕事を辞めたいと思ったことが「ある」人は63.5%と過半数を占めているとのこと。
