Firefox Add-ons |
Add-ons Manager Redesign Update « Boriss’ Blogにおいて近くFirefox開発版に取り込まれるアドオンマネージャの新しいデザインが紹介されている。FirefoxではChromeやOperaが提供しているように、ダウンロードダイアログやアドオンダイアログをコンテンツエリアに移行させる作業を進めている。執筆現在ではまだビルドは提供されていないが、近いうちにコンテンツエリアにアドオンマネージャが表示される開発版のビルドが提供されるとみられる。
Firefoxがアドオンマネージャを既存のダイアログからコンテンツエリアへ統合しようとしている主な理由は次のとおり。
アドオンマネージャダイアログをコンテンツエリアへ移動させる理由 |
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ダイアログはデフォルトサイズが小さく、すぐにウィンドウの影に隠れてしまい、さまざまな制約もあって使いにくい。 |
コンテンツエリアへ移動させることでインタラクションの制限を減らしより扱いやすいUIを提供する。 |
Mozilla Add-ons (AMO)といった外部サイトからのアップデートをより迅速に反映しやすくなる。 |
デバイスに渡って同じ見た目を実現しやすくなる。 |
デザインベースやほかのダイアログに関する今後の作業は次のような内容が予定されているという。
今後の流れ |
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コンテンツエリアにアドオンマネージャを移行させる。これをテストケースとしてダウンロードマネージャやブックマーク編集ダイアログといったほかのダイアログもコンテンツエリアへの移行を進める。 |
統一された操作感とUIを実現するため、コンテンツエリアに移行させたアドオンマネージャやダウンロードマネージャのデザインは今後も随時変更していく。 |
アドオンマネージャのベースデザインにはMozilla Add-ons (AMO)のデザインを踏襲する案がある。AMOはすでに情報表示のための優れたデザイン改善が実施されているので、これを利用することには価値がある。AMOとアドオンマネージャのデザインを似せることでAMOとのシームレスな操作感も提供できる。 |
コンテンツエリアに統合したバージョンがFirefox 3.7に取り込まれるかどうかはまだ不透明。バージョン番号が最終的にどうかるかもまだ定かではないが、3.7というバージョンをリリースする場合、現段階で予定されているすべてのUI変更は3.7には含めず、さらに次のメジャーバージョンとなる4.0で大幅なUI変更が盛り込まれる見通し。3.7のUI変更は3.6と4.0の掛け橋となるべく取捨したものが採用されるとみられる。