楽天証券とイーバンク銀行は2日、イーバンク銀行の預金口座を利用した楽天証券の投資信託積立サービスを、10日から開始すると発表した。

楽天証券では、2008年3月から投資信託の自動積立サービスを開始。楽天カードを利用した口座振替や、投資信託の預かり資産残高に応じて楽天スーパーポイントに交換できる楽天証券ポイントの付与サービスなど、「楽天グループの強みを生かしたサービス拡充に努めてきた」(楽天証券)。

今回、楽天証券の投信積立サービスにおいて、従来の証券口座からの引落しや楽天カードからの口座振替に加え、イーバンク銀行からの自動振替による投資信託積立サービスを開始する。

対象ファンドは507銘柄(うち、ミニ積立485銘柄)(2010年4月2日現在)、積立設定可能金額は、1,000円以上1円単位(一部の銘柄は、10,000円以上1円単位)。積立購入日は、毎月1日~28日の中から顧客の任意の日(楽天証券またはファンドの休業日にあたる場合は翌営業日に買付け)、となっている。

楽天証券では、「今後も楽天グループでは、イーバンク銀行と楽天証券をはじめとした金融事業の連携をさらに深め、グループのシナジーを最大限に生かしたサービスを提供していく」としている。