3月28日、東京国際アニメフェア2010の東映アニメーションブースにて行われたステージイベントで、高岡香、佐藤聡美、辻あゆみの3人が、「東映ロボットガールズ」の生アテレコにチャレンジした。

(写真左から)高岡香、佐藤聡美、辻あゆみ

「東映ロボットガールズ」は、東映アニメーションの旧作ロボットアニメのプロモーション用マスコットとして企画されたキャラクターで、『大空魔竜ガイキング』をモチーフとした「ガイちゃん」、『マグネロボ ガ・キーン』をモチーフとした「ガッキー」、『超人戦隊バラタック』をモチーフとした「バラたん」といった3人の少女により構成される。

ポーズを決めてステージに登場

「東映ロボットガールズ」は侵略者と戦って地球を守るという設定になっているが、まったく敵が現れないので、まったりと日々を過ごしている……。「何かあったら戦います。何もないから遊んでいます。」

2009年6月には、公式サイト「東映ロボットガール研究所」が立ち上がり、4コママンガなどを中心とした活動が続けられてきたが、今年2月、『超人戦隊バラタック』DVDのCMのナビゲーターとして遂にTVデビュー。今回のステージには、ガイちゃん役の高岡香、ガッキー役の佐藤聡美、バラたん役の辻あゆみが登場し、「東映ロボットガールズ」を紹介するとともに、新久保だいすけ氏による新作描き下ろしの4コママンガをもとに、生アテレコにチャレンジした。

3本の新作4コマで生アテレコ。アニメ化から劇場化、さらには「東映名物枚数制限」といったコアなネタまで……

舞台が大泉学園なのは、東映アニメーションスタジオのギャラリーの中に「東映ロボットガールズ研究所」があるという設定から、ガイちゃんが左利きなのは、『大空魔竜ガイキング』の主人公であるツワブキ・サンシローが左投げのピッチャーだったところから来ているといったエピソードが明かされるなど、「東映ロボットガールズ」の秘密(?)にも迫った今回のイベント。キャスト陣による「目指せアニメ化!」の掛け声ははたして実現するのか? 今後の展開にも注目したい。

(C)東映アニメーション